今回紹介する会社は五大電力グループの一角を占める中国華電電力集団の傘下企業であり、発電所の建設と運営を手掛ける華電国際電力です。
※上記画像は華電国際電力のホームページより引用。
華電国際電力は石炭火力を中心とした電力事業のほか水力、風力、太陽光など再生エネルギー発電を手掛ける企業となります。山東省、安徽省、湖北省、四川省など14省で、主に炭鉱地域から近くにおいて61箇所の発電所を運営し石炭の生産や取引も手掛けているようです。
2.63 HKドル(11/5 終値)
最新の株価 ←ここをクリック 売買単位:2000株
日本円最低売買価格:76,849円(14.62 HK/円で換算) 決算月 12月
配当利回り 8.55 %
PER 6.58倍 PBR 0.2倍
株主資本比率 29.6%
業績は主に経済活動に伴う電力需要次第ということになりますが、発電容量を拡大中ということもあり、コロナ禍においても比較的堅調に推移しています。
燃料費の多くを占める石炭価格が2021年に入って上昇し続けているうえ、中国は関係悪化しているオーストラリアからの石炭輸入を制限し始めています。
ただ華電国際電力は生産等を自社で手掛けることから、価格変動に振り回されることはないのではないかと思われます。